(25年10月9日更新)
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DRAM世界大手の韓国のサムスン電子とSKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーは、現行品にあたるDDR4の生産を縮小。一部の分野向けの製品を終了することで、HBMの生産・販売にシフトしている。メモリー製品はAI、通信などの発展とコンシューマー製品の市場回復で販売額が倍増している。

参考
[天下财经]全球存储芯片掀起“涨价潮” 多国芯片巨头上调产品报价
サーバー用メモリー価格2倍 AI支え、半導体販売額600億ドルに – 日本経済新聞

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(25年9月19日更新)

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業界の最新情報によると、ストレージ業界の大手企業である米国のマイクロン・テクノロジー社は、9月16日より、DRAMおよびNANDフラッシュを含むストレージ製品の価格提示を一時停止しました。 その理由として、市場における供給の逼迫により、同社が各製品ラインの価格を再評価する必要があるためとされています。
マイクロンのストレージ製品ラインは近日中に新たな値上げが行われる見通しであり、DRAMは20%から40%の値上げが見込まれています。NANDフラッシュ製品については、具体的な値上げ幅はまだ明らかになっていません。

この情報は、当社が取引しているマイクロンの一部代理店ならびにキオクシア(旧東芝メモリ)の一部代理店からメーカーがマイクロンに追随して価格を引き上げる可能性が高いとの見解が示されています。

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(25年8月31日更新)
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当社の独自ルートからの情報によると、世界トップ10に入る半導体企業の一つであるNXP Semiconductors(NXP)は、来月一部製品に対して大幅な価格調整を実施する予定です。

今回の価格改定の対象は主にMOSFET、RFアンプ、MMG、MRF、AFM、AFTなどのシリーズ製品であり、平均価格の上昇幅は200%を超えると言われています。
当社提携のNXP代理店に確認したところ、これを否定する回答は得られませんでした。市場には一定の影響が出ると予測されます。

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(25年8月13日更新)
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Texas Instruments(TI)が8月に大規模値上げへ 産業用チップ最大20%超となる。
8月13日に報じられた最新動向によると、TIはアナログICおよびパワーICのうち、6万点以上の品番に対して、値上げを実施する予定です。

業界関係者への取材によると、値上げ幅は6月の前回改定を上回る10~15%に達し、供給が逼迫する産業用制御向けチップでは20%を超える急騰が予想される。
TI正規代理店の情報によると、TI公式サイトでは既に価格改定が反映されている。顧客との契約価格は順次調整中で、専業ディストリビューターからは「輸送中の貨物お含め、引取り価格が変更される」との証言が得られた。
対象製品はLDOレギュレータ、DC-DCコンバータ、デジタルアイソレータ、ゲートドライバ、ADコンバータ、オペアンプなど多岐にわたります。